今回はガンプラのパチ組レビュー回です。
紹介するのはこちら。
『HG GN0000+GNR‐010 00RAISER+GN SWORDⅢ』です。
まぁ、GNソードⅢ付のダブルオーライザーですね。
今回は本体のダブルオーガンダムを見ていきます。

このキットは2004年に定価2.200円で発売されています。
私の好きなYouTuberの「フルプラ工場」さんが言ってたのですが、「HGはダブルオーから構造が変わった。」らしいです。
確かにそれまでの「肩関節が軸接続、股関節がボールジョイント」から「肩関節がボールジョイント、股関節が軸接続」に変化しましたね。
今ではこの造りが一般的です。
さらにはABSレスキットになりますね。
「機動戦士ガンダム00」のファーストシーズンの機体はABSが使われていましたが、セカンドシーズンのダブルオー以降はABSレスが一般的です。
ただ、ポリキャップはまだまだ使われています。

パーツ数は結構多目。00にオーライザーにGNソードⅡにGNソードⅢにクリアパーツにと盛り沢山です。

パチ組完成が下になります。
クリアパーツの白さが目立ちますね…。


下のホイルシールを貼らないと色分けが不十分です。
あとこのキットは「ソレスタル・ビーイング」のマーキングシールも付いてきます✨

肘や膝にあるクリアパーツ部の「GNコンデンサー」は流石にホイルシールを使わないと再現が難しいですが、その他の部分は塗装で何とかしたい。
ただ古いキットな為、パーツ分割での色分けは大まかな所だけになりますね。
ってことで各部見ていきます。
まずは脚部から。

膝は二重関節の為、かなり深くまで曲がります。
デザイン的に他のMSと互換性はなさそうな関節です。
太ももの色分けはできているのに、膝下を色分けしなかったのは何故なんでしょうね…。
ここはシール補填か塗装が必要になります。が、シールだと十分ではないので、部分塗装でもいいので塗装した方が良さそう。
足の甲のグレーも塗装が必要かな?
後はスミ入れすれば良さそうです。
合わせ目も段落ちモールドされていたりと、目立たない作りになっています。
構造的には簡単なのですが、ゲート跡やパーティングラインが目立ったりと、表面処理が大変でした。
結構時間かかるんですよね…😔
続いて腕部。

肘関節は二重関節ではないですが、結構深く曲がります。
色分け的には前腕部のグレーなど細かい部分だけですね。
塗装しなくてもそこまで気にならないか?
肘のクリアパーツは一度はめ込むと、取り外すのに苦労するため、関節パーツに穴を開けて取り外せるようにしています。
膝のGNコンデンサーもでしたが、ホイルシールを貼る予定なので穴は隠せるはず。
肩アーマーと前腕に合わせ目出ます。
ここは合わせ目消しが必要ですが、特に問題はないでしょう✨
あとは左手だけ開き手が付きます。
私は握りこぶしが付いててほしい!!
更には胴体部。

胴体部はほぼ色分けできていますね。
バックパックは安定のHGクオリティ…。
青一色になっており、シール補填もないので塗装が必要ですね。
あとはサイドアーマーの細かい部分が未色分け。
ここもきちんと塗装したい部分ですね。
可動に関しては腹部が分割されており、ボールジョイント接続されています。
股関節は三軸ジョイント。
リアアーマーは固定ですが、フロント&サイドアーマーはボールジョイント接続ですね。
ただ動かしているとポロリします…。
肩関節もボールジョイント接続で、胴体側がポリキャップの受けになります。
首もポリキャップのボールジョイント接続。
色分けや可動は満足いきますが、腰部のビームサーベルの柄は結構ポロリしますね…。
そして頭部とGNツインドライブ。

頭部は手を加える必要がありますね。
カメラアイや額のクリアパーツはシール補填もできますが、頬のグレーであったり、頭頂部の合わせ目だったり。
アンテナもシール補填できますが、なるべくは塗装したほうがいいかもです。
ツインドライブは色分け的にはじゅうぶんです。
が、グレーの接続パーツは肉抜き穴やヒケが目立ちます。
今度は00の武器セットを。


GNソードⅢは最終決戦仕様なので、後の00ライザーて紹介します。
で、00状態では、GNソードⅡが2本にそれらをつなぐ接続パーツ、GNシールド、ビームサーベルが2本です。
撮り忘れましたが、GNソードⅡ用のエフェクトパーツも付いてきます。


シールドは腕部や肩部に接続可能。2枚を合体させることもできます。

GNソードⅡはソードモードとガンモードに差し替え変更可能ですが、結構ポロリします。
個体差か?
GNソードⅡのクリアパーツも、要塗装ですね…。
エフェクトパーツ以外のクリアパーツは無色透明なのが惜しいです…。
で、最後に可動域。

膝立ちは余裕。肩は水平位までかな。
ツインドライブも劇中再現可能な程、グリグリ動かせます。

何かの変形みたいにもできます。
リ・ガズィみたいにできるかも?
で、恒例のRX-78との比較です。

両方ともほぼ18mなのですが、00はツインドライブの分、大きく見えますね。
00が足長で胴体が小さいです。

ってことで、00ガンダムの紹介でした。
2004年発売と20年前のキットではありますが、今のHGと同じ作りとなっており、作りやすかったです。
ただパーティングラインやゲート跡が目立つなど、流石に古さを感じる部分もあります。
単体でも発売されていますが、今や再販は絶望的ですね…。
寧ろこのセットの方がお得感満載なので、売っていれば、こちらがお勧めです。
そのうちオーライザーの方は作ったら「00ライザー」としてまた紹介します。
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