今回はガンプラのパチ組レビュー回です。
紹介するのはこちら

『HGUC RX-178 ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)』です。
このキットは2015年に、定価1.650円で発売されました。
「ガンダムMk-Ⅱ」のHGUCは初期にも発売されていますので、今回の物は”REVIVE”版になりますね。
REVIVE版は賛否あり、どうしても旧HGUC版が好きって人がいますよね…。
「ガンダムMk-Ⅱ」は「機動戦士Zガンダム」に登場する、前半の主人公機であり、後半の主役支援機となります。
私的にはパイロットは「カミーユ」ではなく「エマ・シーン中尉」専用機って感じです✨
RX-178 ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)
「RX-178 ガンダムMk-Ⅱ」は「機動戦士Zガンダム」に登場します。

「機動戦士Zガンダム」は「機動戦士ガンダム」の続編にあたります。
前作の7年後のお話ですね。
通称「グリプス戦役」と呼ばれる戦争で、今回は地球連邦軍の内部抗争を呈しています。
ジオン残党狩りを目的とした、”地球至上主義”の「ティターンズ」と、そんなティターンズに抵抗するために組織された”反地球連邦組織”である「エゥーゴ(A.E.U.G)」の争いです。
Mk-Ⅱはティターンズのフラッグシップ機として、地球連邦軍の技術のみで作られたMSです。
当時はアナハイム・エレクトロニクス(A.E)製のMSが多く、A.Eにはジオン系の技術者も多く在籍していました。
そのため、地球至上主義のティターンズは、ジオン系の技術が入ることを忌み嫌い、純連邦製で作った次第です。
そのため技術的にはやや時代遅れ。
装甲もガンダニウム合金は使用されていません。
が、このMk-Ⅱに使用された「ムーバブル・フレーム」がのちのMSに大きな影響を与えています。
このMk-ⅡがなければZガンダムもなくその後のガンダム機体もなかったと言っても過言ではありません。
そんなMk-Ⅱですが、「Zガンダム」の主人公、「カミーユ・ビダン」に強奪され、エウーゴに渡りました。
その後、カミーユの搭乗機となり、大活躍。
しかし、ティターンズの高性能MSに対抗できず、Zガンダムに主役の座をゆずることになります。
で、そのまま倉庫に眠らせるにはもったいないので、それまで「リック・ディアス」に登場していた「エマ・シーン中尉」が搭乗することになりました。
まぁ、戦力としては物足りなかったため、「Gディフェンサー」と合体し、「スーパーガンダム」として活躍してくれました。
まぁ、前半の主役機でしたが、タイトル名の機体でもなかったため、”主人公機”感は薄く、どちらかと言えば”エマさんの機体”って感じが強いです。
『HGUC RX-178 ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ使用)』
ではキットを見ていきます。
内容物はこんな感じ。



ランナーはプラパーツが6枚、クリアパーツが2枚、ポリパーツが1枚。
んでホイルシールが1枚付きます。
クリアパーツは頭部メインカメラと、ビーム刃ですね。
Mk-Ⅱの胴体や関節の色は基本色で塗れないのが難点なんだよなぁ…💦
では各部パーツを。

脚部と腕部はこんな感じです。
特徴的な脚部は「ムーバブル・フレーム」が露出し、カッコいいのですが、流石に足首のシリンダーがないので物足りなさがあります。
腕部はフレームが出ていることはなく、太めのデザインをしています。
肩のスラスターは一度はめると取れなくなるので、塗装後に付ける予定にしています。
合わせ目は股関節くらいでしょうか。
パーツ分割が上手くできており、色分けもスラスター内部とか、細かい部分を除いて、大まか出来ていると思います。
足裏は肉抜き穴があり、ワンパーツ構成ですね。
膝も肘も二重関節。
で、膝裏のパイプは関節にくっついています。
続いて胴体部。

こちらもパーツ分割による色分けが出来ています。
コックピットハッチ含めるの忘れてた…😔
胴体は「陸戦型ガンダム」とかと同じ関節構造しています。
が、ぽろぽろ取れるってことはないです。
肩の接続はボールジョイント。
フレームでポリパーツが隠れるのがいい感じです✨
で、股関節は軸接続。
フロントアーマーは左右で分割しています。
フロントアーマーとサイドアーマーは可動しますが、リアアーマーは固定です。
で、リアアーマーにはバズーカのラックがあり展開できます。
バックパックはHGクオリティーの為、がっつり合わせ目出て、しかも挟み込みの為消しにくいです。
バーニアも上下くっついているため、気になる方は分割した方がいいかもしれませんね。
真ん中に穴が開いていますが、おそらく「Gディフェンサー」と合体するためにつけてあるのかな?
で、最後は頭部と武装類。

頭部は挟み込み構造の為、合わせ目が出ます。
後ハメ加工をするか、マスキングしての塗装が必要です。
無塗装派はバルカンポッドで隠れるからいいかな?
頬は穴が開いていないので、最低でも部分塗装が必要です。
それ以外は色分け十分ではないでしょうか。
武器に関しては、シールドのみ次第点。
他は関節色一色だったりと、HGだなぁって感じです。
バズーカは砲身白ですし、ビームライフルは黒ですし、バルカンポッドも黒ですよね。
シールドは色分けできています。
一部塗装が必要ですけどね…。
ではパチ組完成です。
とは言っても一部塗装しています。
頭部は口の赤とカメラアイを塗装し、マスキングしてから頭部の合わせ目消し→塗装しています。


REVIVEされてから、プロポーションがすこし細くなったかな?
とは言っても、Mk-Ⅱの武骨なデザインは残っているかな。
シールド裏のレールが色分けされていないので、塗装しないと目立ちますね…。
で、上はビームライフルを持たせたので、今度はバズーカです。

ついでにビームサーベルの柄も持たせてみました。
バズーカはリアアーマーのラックに付けられます。
ビームサーベルの柄は両方ともバックパックから取り外せます。
ビーム刃は二本付いているので、二刀流も可能です。
手首パーツは一種類のみなので、トリガーに指はかかりません。
私はMSがトリガーをひく必要はないと思っているので、キットにつかなくても別に…ですが。
可動域も見ていきます。

かなりの可動範囲です。
膝立ちも可能装。
肘も膝も二重関節なのがいいですね。
劇場版で話題になった、”Mk-Ⅱキック”も再現可能っぽいです。
ただサイドアーマーが干渉するので、開脚は180°まではいかないですね。
最後に他のキットと並べてみます。
大きさ比較?


RX-78と。
RX-78はオリジン版なので、モールドが多く、リアルな感じですが、Mk-Ⅱも素で面が多いので、いい感じです。
並べてみるとやはりMk-Ⅱが太目で武骨な感じですね。
カッコいいです✨
もう一声胴体が長い方が良かったか??
「Zガンダム」のメイン機体ズです。

あとは「HGUC ディジェ」だけなんだけど…。
中々再販されないし、再販されてもすぐ売り切れるしで、手に入らないんだよなぁ…😔

Zガンダムとはデザイン上違和感はないですが、この中では百式が脚長すぎ感が凄いです。
早いとこ三機共に完成させたいです。
年単位で時間かかりそうですが…。
どれも塗装待ちなんですよねぇ~😔
以上『HGUC RX-178 ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)』のパチ組レビューでした。
旧HGUCの方が武骨感があり、「百式」同様に賛否あるキットではありますが、それでもかっこよく、作りやすいキットとなっています。
在庫みかけたら買いですよ!
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