今回はガンプラのパチ組レビュー回です。以前書いたもののリライト記事になります。
紹介するのはコチラ。

『HGUC RX-0ユニコーンガンダム2号機 バンシィ(デストロイモード)』です。名前が長い!
このキットは2012年に定価1.980円で発売されています。
この後2014年にバンシィ・ノルンが2.200円で発売されるのですが、そちらはサイコフレームにクリアパーツが使用。
ノルンの方がお得がありますかねぇ…😔。
ただし、リディよりもプルトゥエルブが好きな方はこちらを買いましょう!
RX-0 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ
「RX-0 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ(以下バンシィ)」は「機動戦士ガンダムUC」に登場するフルサイコフレームのMSで、主人公機である「RX-0 ユニコーンガンダム」の兄弟機になります。
ユニコーンが真っ白であるのに対し、バンシィは真っ黒。
デザインはほぼ同じですが、ブレードアンテナが違います。
またNT-D(ニュータイプ・デストロイヤー)発動時のサイコフレームの色が、ユニコーンは赤なのに対し、バンシィは金色です。

劇中ではトリントン基地でのMA「シャンブロ」戦後に登場しました。
空からデストロイモードに変形しながら降りてくるのはカッコよかったです。
ただユニコーンとは違い、2つの特殊兵装「アームド・アーマーBS」を右手に、「アームド・アーマーVN」を左手に装備しています。
その為シールドはなしでした。
パイロットは「プル・トゥエルブ」。
ミネバ奪還作戦では、僚機であるはずのデルタプラスを「アームド・アーマーVN」で切り裂いていましたね。
あれはカッコよかった✨
泣けるシーン盛りだくさんでしたけどね。
ガンダム初心者さんは「機動戦士ガンダムUC」もお勧めです。
『HGUC RX-0 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ(デストロイモード)』
ではキットの方を。

ランナーはこんな感じです。
結構量があります。
金のパーツは予め塗装してみましたが、無駄骨に終わりそう…。
ユニコーンモードでも見えている金部分はそのまま「ゴールド」で、サイコフレーム部分は「ゴールド」の上から「クリアーイエロー」を塗っています。
後々ペーパーがけするはずなので、塗料落ちちゃうかも…。
ポリキャップも金っぽい色で成型されています。
はい、いつものように脚部から。

パーツ数は割と多めです。
その分、合わせ目は出ず、パーツ分割による色分けもばっちりです。
下腿側面スラスター?の金色と黒くらいかな?
しかも足裏もパーツがあるので、肉抜き穴なしです。
ユニコーンもそうでしたが、接続がポリキャップの為、KPSに比べてちょっと緩い気がします。
股関節はボールジョイント接続。
今は軸接続がスタンダードですので、古い感じがする…。
そして腕部。

関節は二重関節ではないので、そこまで曲がりません。
手首以外は軸接続。
現代は肩がボールジョイントで、股関節が軸がスタンダードなので、逆になってますね。
肩関節のパーツにあまり目立ちませんが合わせ目出ます。
腕部にビームサーベルの柄が付きますが、このキットにはビーム刃が付属しません…😔
で、胴体部。

ここもパーツ数は多めです。
デストロイモードはサイコフレームが露出するデザインなので、そこも含めて多くなります。
胴体パーツもパーツ分割での色分けができているので、塗装するにも楽です。
首がボールジョイント接続となっており、ポリキャップではなくプラパーツでの接続になっています。
以前ユニコーンを組んだ時は、劣化もあり首がプラプラしていました…。
ここは何らかの対策が必要ですね。
そしてバックパックと頭部。

ブレードアンテナとフェイスパーツの金色は、そのまま「ゴールド」のみ塗装。
バックパックのサイコフレームは「ゴールド」+「クリアーイエロー」なので色味の違いが分かりやすいかと✨
バックパックに合わせ目が出るのは、安定のHGクオリティーかな?
ここにもビームサーベルの柄が付きます…。
使いませんけどね😔
頭部はひさし部にわずかに合わせ目出ますが、ブレードアンテナのおかげで隠れてくれます。
ちな色分けばっちりです。
細かいところを除いては…。
最後に武装類。

このバージョンでは劇中使用しなかった、「ビームマグナム」と「シールド」も付いてきます。
これ付けるなビーム刃つけてほしかったよね…。
で、パチ組完成がこちらです。


まずは「アームド・アーマー」装備状態から。
ってか劇中はコチラでしたからね😊
右手首は外しています。
そして手首付近の装甲も専用の物に付け替えています。
上手く加工すれば差し替えなしで装備できるかも✨
やっぱり黒いガンダムはかっこいいですね。
自画自賛ですが、金部の色分けも映えてます😊
お次は可動域を。

正直ほぼ動きませんね…。
股関節がボールジョイントなので、開脚は不可能です。
膝は二重関節ですが、ほぼ90°くらいまでしか曲がりません。
上腕はロールします。
肩は一回転するので、デルタプラス引き裂くよ~はできます。
が、水平方向にはあまり上がりませんね…。
どちらかと言えば、ユニコーンは素立ちで飾るのがいいかもです。
今度は「アームド・アーマー」装備なし状態。

わかっちゃいますが、ほぼユニコーンです。
ブレードアンテナの形状と、カラーリング以外の違いはありません。
ただダークヒーロー的なカラーリングなので、私はバンシィが好みかな✨
最後に通常武装状態。

これにビーム刃が付けば完璧だったけどな…。
後はゲート跡の処理をし、”塗装するだけ”です。
完成はいつになることやら…。
ただ、このキットはパーツ数が多いものの、マスキングなどはあまり必要なく、塗装するのは比較的楽そうです。
合わせ目消しも最小限ですし、使う塗料もあまり多くありません。
ベタ塗りなら二日ほどで終わりそうですね。
と、『HGUC RX-0 ユニコーンガンダム2号機バンシィ(デストロイモード)』を見てきました。
ユニコーンやバンシィ・ノルンに比べ、このキットはあまり人気ないのかな?
それとも作りが古いため、ユニコーンともども人気がないのかな?
しかし、パーツ数が多く、ある意味作り甲斐があるキットとなっています。
改造とかには向かないかもしれませんが、パチ組でも完成度高いので、お勧めできるキットかなって思います。
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