今回はガンプラを塗装し完成したのでレビューしていきます。以前レビューしたもののリライト記事になります。
レビューするのは『HGAC ガンダムヘビーアームズ』です。

以前レビューした『サンドロック』と同じく、ガンダムWフレームが使用され、パーツ分割による色分けも良好なため、塗装もし易い良キットです。
XXXG-01H ガンダムヘビーアームズ
「XXXG-01H ガンダムヘビーアームズ」は「新機動戦記ガンダムW」に登場する、主人公機5機のうちの、重火器仕様の機体となります。
製造はL-3コロニーらしい。
オペレーションメテオという、コロニー群による地球征服作戦のため、L-3コロニーを支配している「バートン財団」の資金力でドクトルSを中心に開発されました。
本来のパイロットはバートン財団の嫡子「トロワ・バートン」が搭乗予定でしたが、オペレーションメテオ前にトラブルで他界。
偶然その場に居合わせた、少年期からMSパイロットとして戦場で過ごしていた「名無しの少年」が代わりに「トロワ・バートン」を名乗り登場することになりました。
メインウェポンはビームガトリング。
その他頭部バルカン砲に肩部マシンキャノン、胸部ガトリング砲、マイクロミサイルにホーミングミサイル。
そして最終兵器のアーミーナイフです。
トロワは弾をばらまき殲滅する戦闘スタイルです。
なのですぐに弾切れを起こします。
そして…
弾切れ起こしたらアーミーナイフで無双します✨
弾切れからが本番です!!
因みにトロワは身体能力が高く、操縦技術もW系ガンダムパイロットの中でも1,2を争うくらい高く、まさに「かっこいいスネ夫」です。
CVも中原茂さん✨
私の推しキャラでもあります😊
「新機動戦記ガンダム」は「ガンダム00」にちょっと似ていますよね。
主人公たちが体制側ではなく”平和を願うテロリスト”的立場なのも同じです。
イケメンが4人か5人かの違いかな?
その中でトロワは初代ロックオン的なアニキポジです。
2人とも大好きです💕
HGAC ガンダムヘビーアームズ
ではキットの方を。
全塗装で仕上げています。
「ガンダムW」の中でも好きな機体になるので、私の中で結構頑張りました✨

パチ組ではこんな感じです。
大まかな色分けはパーツ分割でされていますが、胸のブルーのV字はシールで補填、おまたや脛の排気口部分など黒色が足りないなど物足りなさがあります。
シールで補填し、ガンダムマーカーなどで部分塗装するだけでもかなりの仕上がりになるのかな?
合わせ目もそれほど目立たない作りとなっていますので、パチ組派にもいい機体となっています。
私は好きな機体なので全塗装しましたけどね!!!


素立ちの状態がこちら。
プロポーション的にはTV版というよりもEndless Waltz版よりですね。
手足が長く、頭部・胴体が小さい作り。
TV版はもっと武骨な作りですが、現代のHGに合わせたのかな?
これはこれでかっこいいです。
しかし、隠密作戦なはずなのに、めっちゃ目立たない??

んで、左右のメインウェポン装備状態。
右腕のアーミーナイフは可動式。
関節は二重関節でしっかり曲がります。
左腕はビームガトリングですね。
名前の通り、一応ビーム兵器らしい。
これをしこたまばらまくのが、トロワの戦術ですね😊

ビームガトリングはバックパックに懸架可能です。
追加のジョイントパーツが必要ですが、劇中再現できますね。
なんだかんだでこの状態が一番カッコいいと思っています✨
ちなみにハンドパーツは「ビルドナックル角」をつけています。
このヘビーアームズは武器を手に持つことがないため、武器持ち手のままだと変な感じ。
握りこぶしがあっていると思っています。

可動範囲はこんな感じです。
サイドアーマーが干渉するためこのくらいしかまた割りできません。
が。ガンダムWフレームなので、サイドアーマーがなければ180°開脚が可能です。
肘もきちんと二重関節。
肩はこれまたバーニア?が干渉しあまり上がらない作りになっています。
この辺はサンドロックの方が稼働良かったかな?
しかしながらHGキットとしては次第点の可動範囲✨
ウイングガンダムには使われていない「ガンダムWフレーム」流石です😊

でも膝立ちはあまり決まりません…😔
フロントアーマーが思ったより邪魔してます。
脚の長さ的にはいいくらいだと思うのですが…。
でもヘビーアームズには膝立ちあまりさせないかな?
立ったままで撃ちまくるスタイルが似合ってます✨

で、こちらが「ガンダムWフレーム」最大の特徴である、リアアーマーの跳ね上げ機構です。
でもこれ何に使うん??
特に使い道がないと感じるのは私だけ???

はい、ヘビーアームズ最大の見せ場「フルハッチオープン」状態です✨
この状態って実はほとんどしていないんですよね。
胸部ガトリング砲展開状態のまま、ミサイルぶっ放すってよりも、胸部撃ったあと、装甲閉じてからミサイルぶっ放していたような…。
この状態がヘビーアームズで一番有名ですが、「ロボット大戦」の影響か?
今でいえば”フルバースト”ですね😊


さて、こちらは同じ「ガンダムW」から『HGAC ガンダムサンドロック』との比較です。
大きさはほぼ変わらないですが、頭頂部や肩アーマーの大きさで、サンドロックの方が大きく見えます。
これで二機ともにフル装備ですからね…。
ガンダムW系のガンダムは武装少ない特機な所もカッコいいです。
同じく白メインな機体ですが、かなり対照的なカラーリングの二機ですね。
パイロットの性格か?
作ったやつの趣味の差か??


続いて、全てのガンダムの始祖たる「RX-78-2」との比較です。
やはりプロポーションの差が凄いですね…。
胴体の長さが違います。
が、どちらもバランスが取れています。
両方かっこいい✨種類の違うカッコよさですけどね😊
ガンダムW系は16m程度、RX-78は18m程度と、W系は小さめになっています。
宇宙世紀の小型MSよりは大きいですが、ファースト世代よりは小さいくらい?のバランスとなっています。
しかしながら…、
派手なトリコロールカラーよりも派手なカラーリングの隠密機って…😔
感想&まとめ
ここからは塗装やら苦労したことやらです。
サンドロックとは違い、今回はアーマーの裏も塗装しています✨
ヘビーアームズ贔屓しています😊
リアアーマーは裏打ちパーツがありますが、フロント&サイドアーマーは裏打ちなしです。
裏が見えることはほぼないですが、自己満足です!

で、ちょいと苦労した点。
HGに類を漏れず、頭部のバルカン砲は色分けなしです。
細かいパーツなので筆塗りしてますが、神経使う部分です。
さらにメインカメラですが、ここもパーツ分割なしですので塗分けが必要。
ここも筆塗りしています。
胸のV字や黄色の排気口部分はマスキングでの塗分け。
さらにはお股や脹脛の排気口、サイドアーマーやリアアーマーの”黒”。
エナメル塗料のフラットブラックを筆塗りし、はみ出した部分をふき取りしています。
が、中々に難しいです。
ちょっとラインがガタガタになっています。

要修行ですね…。
あと私、スミ入れがあまりうまくないのです…。
これも要修行…😔
で、二の腕の合わせ目消しですが、ここは挟み込みとなっているため、左右別、二種類の加工を行っています。

右腕は中の接続ピンを全て切り落とし、アームリーブスの様にはめ込めるようにしています。
アーミーナイフもあるので、片方を切り落とし、後から接着しています。
左腕は逆にフレームの方をカット。
肘側はあとからハメられるようにし、手首側は塗装にも影響ないため設置したまま外装を接着しています。
左右比較すると、左腕の加工の方が後からハメるにしても、加工の手間にしても楽かな。
接続時に接着剤で接着すれば問題なしです✨
フレームをはめるときに塗膜削れも防止できます。
更には外装の接着も接続ピンが生きているためずれが生じ辛く綺麗に仕上げられます。
最後にカラーレシピを。
ホワイト部はMr.COLORのMSホワイト。
レッド部はMr.COLORのMSレッド。
イエロー部はMr.COLORのMSイエロー。
関節部はMr.COLORのMSグレー(ジオン系)といつもの塗料を使用。
オレンジはMr.COLORのオレンジを使っています。
因みにビームガトリングの砲身はMr.COLORのシルバーを使っています。
で、スミ入れはエナメル系のフラットブラックやタミヤのスミ入れ用グレーを使っています。

細かい部分はマスキング使っての塗り分けが必要ですし、二の腕は合わせ目消しが必要な都合上、加工が必要になります。
で、『HGAC ガンダムサンドロック』に比べ、膝立ちの精度が低いです。
それでもプロポーションは良好で、色分けも最低限度はできており、シールによる補填もできますので、かなり良いキットでした。
が、上の二機は結構不人気です。
なんなら「Endless Waltz版」の方が人気が高いです。
W系のガンダムの中では下位でしょうね。
それでも私はこの二機好きです✨
とはいってもW系はシェンロン&アルトロン以外のワンオフ機体は全部好きです。
一番は初代トールギス(TV版)ですけどね!!
早くHGAC化してほしいものです。
あと、上の二機は後半の”改”がプレバン販売となっています。
売ってないけどね~!
コメント