【ガンプラ】驚異の高機動機『HGUC RX-78 GP01Fb ガンダム試作1号機 フルバーニアン』 パチ組レビュー

GPFb箱絵 ガンダムあれこれ
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今回は『HGUC ガンダム試作1号機 フルバーニアン』をレビューしてきます。
発売は2000年とHGUC初期のため、そろそろREVIVE版を出してほしいところです。
私的にかなり好きなガンダムなので、ホントおねがいしますよバンダイさん✨

説明書の画像
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このキットは前述通り2000年に定価1.650円で発売されました。
HGUCナンバーは18とかなりの初期作品です。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場する、前半の主人公機で、「コウ・ウラキ少尉」が搭乗。
ジオン残党のエースパイロットで”ソロモンの悪夢”の異名をとる「アナベル・ガトー少佐」の駆る「GP02」と死闘を繰り広げます。

「0083」はOVA展開で、宇宙世紀作品ですが、ほぼ後付け設定のため、色々とおかしな設定となっていますが、劇場版「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY ジオンの残光」も公開され、個人的には好きな作品です。
この作品で「ガンダム三大悪女」の一人として名高い「ニナ・パープルトン(通称:紫豚)」さんも登場しますね。

さてキットの方は流石に古く、値段も安いのでパーツ数もそこまで多くありません。
「SEED FREEDOM」系のキットと比べると半分くらいですかね。
またポリキャップ使用のキットでABSは使われていませんでした。
この辺は素材変えてるのかな?
私の購入したものは通称「青バンダイ」ですのでね…。

全ランナーの画像

ランナーは全部で4枚。
プラスでポリキャップが2枚です。
そしてホイルシールも1枚付属。

いつものように脚部から組み立てます。

脚部パーツの画像
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片足で約30パーツ程。
関節にはポリキャップが使われており、足首と股関節はボールジョイントです。
挟み込むため太もも裏と脛・脹脛に合わせ目が出ます。
んで、二重関節にもなっていないですね。

続いて腰部。

腰部パーツの画像
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結構シンプルな構造で、サイドアーマーの取り付けはポリキャップ。
リアアーマーは動きません。
そして時代を感じさせるのがフロントアーマーですね。
左右が軸でくっついており、分割できない作りとなっています。
サイドアーマーやふんどし部分のグレーはパーツ分割による色分けがされています。

お次は腕部&装備品です。

腕部パーツと付属品の画像
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ここも基本的には挟み込む構造。
肩のジョイントはひと工夫されていました。
ボールジョイントでもなく軸接続ですね。
前腕や肩アーマーに合わせ目が出ます。
手首はボールジョイントです。

んでもって、装備品はビームライフルとビームサーベル、シールドですが、サーベルとシールドは真っ白ですね…。
シールドの青はシール補填です。
サーベルはクリアパーツはなく、塗装が必要となります。
ビームライフル用の握り手も付属。
指がトリガーにかかるタイプです。
いつも思うのですが、MSにトリガーを弾かせる必要ってあるのかな?

そして胴体。

胴体パーツの画像
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首はボールジョイントですが、他は軸接続です。
腹部は固定でした。
パーツ分割による色分けは概ねされていますが、胸のV字は要塗装です。
左胸の〇パーツが別パーツとなっているのは何気に嬉しいですね。
胴体も前後で挟み込みなので合わせ目出ます…😔

そしてフルバーニアンの最大の特徴でもあるバックパックです。

バックパックパーツの画像
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この「ブースターポッド」がカッコいいんですよね。
可動軸が複数あり結構ガシガシ動く作りです。
バックパック本体は前後挟み込みのため合わせ目出ます。
ビームサーベルの柄は別パーツ化されていますが、サーベルにはなりません。
大型のバーニアが4基使われていて、かなりの高機動タイプの機体になりますね✨

最後に頭部。

頭部パーツの画像
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初代に似たデザインです。
アンテナも白ですしね。
前後挟み込みで合わせ目出ます。
口の赤部分は別パーツ化されていますが、カメラアイはフェイスパーツと一体で、クリアパーツは使われていません。
そのためシールでの補填か塗装が必要になります。
頭部横のアンテナにはがっつりと安全フラッグが付いており、もはや別物感がハンパないです…。

組み上げたものがコチラです。

全身の画像1
全身の画像2

宇宙世紀の作品らしくどっしりとしたデザインですね。
ただ、やはり古臭さが否めない…。

付属のコアファイターと一緒に。

本体と付属品の画像
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ある程度はパーツ分割による色分けがされています。
もともとシンプルなカラーリングのため、細かい部分の補填のみでイケそうではあります。
ただシールドが真っ白なのはどうにかしてほしかった…。
正直今では考えられないですよね…。
クリアパーツが使われていないことも価格が低くできた要因なのかな?

さてここからはちょっと細かい部分を…。

胸部のバーニアの画像
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このキットは胸部のバーニアが開放状態です。
どっちに行きたいのかな?
胸部バーニアは後退用だった気が…💦
RGとかだと収納状態と開放状態が切り替えられるのですが、流石にHGではね…。
しかも差し替えでもないところが謎です。
発売当初もこの仕様に疑問というか批判が出ていましたね…。

肩のバーニアの画像
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肩のバーニアも開放状態。
しかもディティールがないので変な感じです。
合わせ目もばっちりバーニアに入ってますしね…。
それでもまだ肩は許せる。
姿勢制御やらで展開しますからね。
カッコ悪いけれども…。
ただ胸のバーニア展開はちょっと…。
これって反転するときとかにしか使ってないんだよな…。
おっ○いミサイルっぽくて恥ずかしい😔

脚部も細かい色が足りませんが、脛のダクトがグレーで色分けされているのは凄いですね。
目立たないところですが…。
んでその下の○も別パーツに。

脛の色分けの画像
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ちょっとしたこだわりなのかな?
いい感じです😊
ただ膝の赤ラインはシールか塗装が必要です。
結構目立つ部分なだけにできれば塗装したいところですね。
脛に段落ちの真ん中に合わせ目できてる…😔

更にバックパックのバーニアは範囲が狭いとはいえ可動します。
多少表情が付けれるかな?

バックパックのバーニアの可動の画像
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こっちから見ると合わせ目だらけですね…。

んでもって可動域をば。

可動範囲の画像

ブースターポッドが可動するので、「対GP02戦」時の再現もできます。
とはいっても全身の可動はそこそこですね。
ボールジョイントのため開脚は無理です。
フロントアーマーも改造しなければ左右独立可動はできないので、膝立ちも微妙な感じ。

最後に他キットとの比較を。

∞ジャスティスとの画像
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SEEDシリーズから∞ジャスティスと並べてみました。
流石に古さが隠し切れないですね…。
大きさはほぼ同じですが、プロポーションが全然違う。
宇宙世紀らしくがっしりしたプロポーションですが、顔の大きさが目立つかな?
後は胴体が太く短いですね。
後はパーツ数が少ない弊害か、のっぺりとした印象。
特にスリッパの赤が大きいのにパネルラインがなく、のぺ~っとしています。
この辺りに手を入れてやればもっとカッコよくなりそう。
比較対象が新しいキットなので仕方ないですが、それでもいい出来はしていると思います。
塗装やちょっとしたテコ入れで、見違えるようになりそうですね✨

最後に「RG ガオガイガー」とのツーショットです。

ガオガイガーとの画像
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今回は『HGUC ガンダム試作1号機 フルバーニアン』をレビューしてきました。
流石に古いキットではありますが、少し手を加えるだけでかっこよく仕上がりそう。
私は胴体を少し延長して、塗装しようかと考えています。
元々好きな機体なので、カッコよく仕上げたいです。

ただどうしてもデザインに古さを感じるので、いい加減REVIVE版を出してほしい。
もちろんGP02も一緒に出してください。

作りの粗さや「紫豚」のせいで、過小評価されている「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」ですが、ガトーのかっこよさもあって、私は好きです。
話自体も長くはないので、未視聴の方はおすすめ。
宇宙世紀ガンダムとしては「ファースト」と「Zガンダム」の間の話になりますし、予習も「ファースト」の劇場版三作品を見るだけで済むので、ガンダム初心者にもおススメできるかと😊
皆で一緒に最後の「紫豚」の笑顔に”はぁ!?”って言いましょう😊

最後に、
GP02の「左腕が動かない!?」って気づいておきながら左腕を切り落とすのはダメだと思うよウラキ君…。
右腕やってしまえばGP02の攻撃手段はバルカンのみになったよね?

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