今回はプレイオフのファーストラウンドが終了しつつあるNBAについて。
かなりの激戦となった、西の4位vs5位の対決である、ナゲッツvsクリッパーズのGAME7が終了し、ナゲッツが勝利を収めました✨
私はナゲッツのラッセル・ウエストブルックが好きなので、ナゲッツを応援していました。
このシリーズで西ブル君は評価を上げましたね。
ミスも多いがチームを勢いづける活躍をしたって評価です。
ではいつもの様に一人語りしていきます。

ナゲッツはゴードンに救われた✨
今シリーズ、ナゲッツはPFのアーロン・ゴードンに救われましたね✨
個人的にはゴードンはブルーカラーと思っています。
抜群の身体能力を持っていますが、それを生かし切れていないと言うか…。
その脚力からリバウンドは強いのですが、得点力という点ではチーム内では4番手か5番手くらいです。
が、GAME4の最終盤、ブザービーターのプットバックダンクを決め、ナゲッツに勝利をもたらしました。
この試合に勝ち、シリーズを2-2のタイとしました。
この試合堕としていたら本当にヤバかった…💦
GAME1を延長の末勝利を収めたナゲッツですが、GAME2にクリッパーズの反撃にあい、102-105で落としてしまいました。
更にGAME3は83-117と完敗…。
しかもアウェイでの試合が続く状況です。
GAME4を墜とした場合1勝3敗となり、ほぼ詰んでしまいます。
そんな中でのゴードンのブザービーターダンクはかなり大きかった✨
この試合で勢いをつけ、ホームに戻ったGAME5に連勝。
GAME6はクリッパーズがホームで意地を見せ最終戦に突入。
最期は120-101と大差で勝利をおさめ、シリーズ突破を決めました✨
正直どっちが勝ってもおかしくないカードではありました。
実力伯仲?
両方ともに相手が悪かったと言えるでしょう。
が、勝ったナゲッツは体力を削られかなり厳しい状況になってもいます。
なにせ次戦はリーグ1位のサンダー。
サンダーはファーストラウンドをスウィープで勝ち上がって休養十分。
しかも若いチームです✨
逆にナゲッツは選手層が薄く、スタメンの負担が大きいのですが、最終戦までもつれ込んだことで、更に体力削られました。
サンダー相手に経験の差で体力差を覆せればいいのですが…。
次のカンファレンス・セミはサンダーの若さvsナゲッツの経験になりそうですね。
ウエストブルックが余計なミスをしないこともカギになるかも😊
ハーデンの不調が敗因か??
で、レギュラーシーズン終盤に勢いに乗り、5位にまでランクアップし、プレイオフにストレートインしたクリッパーズ。
健康なカワイ・レナードとそのレナード不在時にチームを支えたジェームズ・ハーデンとノーマン・パウエル。
チームバランスも良くプレイオフではいいとこ行くんじゃね?と思われていました。
が、敢え無くファーストラウンドで敗退…。
相手がナゲッツでなければあるいは…とも思えますが、残念な結果となりました。
で、個人的に戦犯と思っているのがハーデンです。
まぁ、どっちが勝ってもおかしくない状況で戦犯もないですけどね。
基本的には二桁得点、二桁に近いアシストを記録しています。
が、2勝1敗となってからのスタッツですが…。
勝ったGAME6は28得点6リバウンド8アシスト。
FG%は50%、3P%は38%と2ndエースとして十分な活躍✨
しかしながら負けたGAME4,5,7に関しては正直物足りないものです。
GAME4では15得点4リバウンド11アシストのダブルダブルですが、+/-は-4。
ブザービーターで負けなければ気にならないスタッツですが、負けた以上は物足りないと言われても仕方ない。
GAME5では11得点8リバウンド5アシスト。+/-では-16。
チームも相手のホームとはいえ115-131で大敗…。
正直この二連敗は痛いです。
相手にホームコートアドバンテージがあるので、決して先行されてはいけませんでしたが…😔
そして最終GAME7。
101-120と約20点差で敗退。
ハーデンは7得点5リバウンド13アシスト…。
PGとしてアシストが多いのは素晴らしいですが、スコアリングガードとして7得点は…。
+/-も-29。
FG%、3P%も25%と低調…。
ここだけ見れば戦犯と言われても仕方がないかと…。
で、NBAでスーパースターとしてのキャリアを歩んでいるハーデンですが、いまだ優勝には届いていません。
キャリア全盛期のロケッツでは自分専用のチームを作ってもらいましたが勝てず。
その後ネッツ、シクサーズ、クリッパーズと渡り歩き、どのチームでも主力として活躍しています。
が、プレイオフで勝てないんだよなぁ…😔
今回も勝負どころとなる試合でスタッツが低下…。
勝った試合ではいいスタッツを残しているので、ハーデンが活躍できれば勝てるはずなんですが…。
個人的にですが、ハーデンって勝負弱いよね…って思ってます。
クラッチタイムで弱いってわけではないんですよ。
なのに天王山的な試合ではスタッツが低下。
GAME7って勝ったことがあるのかなぁ…。
まぁ、クリッパーズのエーズはレナードであり、バスケットはチームスポーツなので、ハーデン一人に責任があるわけではありません。
むしろレナードの方が責任を感じてほしいですが…。
負け試合ではシュート確率が悪いだけでなく、シュート本数も少なくなってるのよね。
髭の立派さとは裏腹に、結構ノミの心臓なのか??
ハーデンのキャリア序盤から中盤にかけては、NBAのオフェンス重視の思想の恩恵を受けて、リーグNo.1の座をステフィン・カリーと争うほどでした。
1度か2度は優勝するかなって思ってましたが、このままでは優勝しないまま引退しそうです…。
ウエストブルックと一緒かな??
結構大物プレイヤーとプレイし、2ndオプションとしてのプレイや、PGとしてゲームをコントロールする役割を受け入れているのになかなか勝利に恵まれませんね…。
圧倒的なオフェンス力を誇っていたのに、GAME7は7得点って…。
正直レナードやハーデンは好きなプレイヤーではないので、ナゲッツを応援していたこともあり、結果としては嬉しいのですが、あれだけリーグを席巻したプレイヤーが栄光を手にできないのは辛いなぁ…。
ナゲッツのウエストブルックもそうだけど、中盤までに優勝できなかったのが痛かった。
その点では”バスの乗客”だったとはいえ、ウォリアーズで優勝させてもらったデュラントは賢い選択をしたのかもしれませんね…。
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