【NBA】大型トレードの陰でひっそりとバイアウトされたベン・シモンズ君はどこへ行く…?外れドラ1まっしぐらか??立ち直れると思うのだけどなぁ…😔

バスケットあれこれ

今回はNBAについての話。
トレードデッドラインを前に複数の大型トレードが起こりました。
その後、いい手ごたえを感じているチームが多いようです。

そんな中、ブルックリン・ネッツのベン・シモンズがひっそりとバイアウトされたようです。
輝かしい未来が待っていたはずの元ドラ1ですが、今や外れの代表ともなりつつあります。
そんなシモンズについて一人語りしていきます。
バイアウト後はクリッパーズへ行くとの噂ですね…。

引用:https://pixabay.com/photos/sport-basketball-ball-gym-activity-6902886/

ネッツでも結果を残せず…

まず、ベン・シモンズについて。
シモンズ君はオーストラリア出身で、1996年生まれです。
ポジションはPGもしくはPFという不思議属性持ち。
208cmと恵まれた体格をしており、そのサイズに似つかわしくないほどのPG属性を持っています。
ボールハンドリングが良く、視野も広いと言う。
そして身体能力も高いため、トリプルダブルも量産できるスキルセットを持っています。

その割に、シュート力が低く、こと3Pに至ってはアテンプト数自体が極端に少ないです。
左でシュートを撃つのですが、実は右利きとの噂も…。
シーズンオフには3Pシュート練習でスパスパ決めている動画をSNSにアップしているので、その点も不思議属性発揮しています。

で、シモンズ君は2016年のドラフト1位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに指名されました。
同期にはブランドン・イングラムやジェイレン・ブラウン、ジャマール・マレー、パスカル・シアカムがいます。
この年はシモンズかイングラムのどちらが1位指名になるか話題になりましたね。
ちなみにイングラムは2位でレイカーズに指名されています。
で、シモンズはトレーニングキャンプ中に骨折し、ルーキーシーズンは全休しました。

そして2年目にNBAデビューを果たし、外のシュートが確率悪いとはいえ、かなりの活躍を見せ、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。
シーズンで5回のトリプルダブルを記録したよう。
シーズンでも平均15.8得点、8.1リバウンド、8.2アシストを記録。
大黒柱のエンビード中心のチームで、PGとしては好成績でしょう。

この後も攻守にわたり好成績を残し、スター街道を爆進!
Nextレブロンとまで言われ始めました✨
その活躍とは裏腹に、シュート力のなさはずっと言われ続けており、コービー・ブライアントからもシュート練習の重要性を提言されていました。
が、シモンズ君はそれを無視…。
そのツケが一気に襲い掛かってくる羽目になるとは…😔

シモンズ君のキャリアのターニングポイントとなったのが2021年プレイオフファーストラウンド、VSウィザーズ戦。
そのGAME4。
ウィザーズはフリースローが苦手なシモンズにわざとファウルをし、フリースローを撃たせる通称”ハック・ア・シャック”を仕掛けました。
プレイオフというプレッシャーもあったからか、シモンズは5/11と言う、まぁ、通常通りの成績。
このシリーズは問題なく突破したのですが、ハック戦術が効果ありと、他のチームに知られることとなってしまいました。

続くアトランタ・ホークス戦。
同様にハック戦術を仕掛けられ、メンタルにダメージを負ったシモンズはシュートをためらうようになってしまいました。
いや、ハック戦術ならシュート撃とうが撃つまいが、関係ないと思うのよね。
ボール持った瞬間にファウルされるわけだし。
で、とどめとなったのが、GAME7。
残り時間わずかな場面。
ゴール下でドフリーでボールを貰ったシモンズ。
ダンクすれば逆転って場面で、ディフェンスが迫ってきたのが目に入ったシモンズは、ダンクに行かず。
すぐそばにいたチームメイトにパスをしてしまいました。
パスを貰ったチームメイトはダンクに行くもファウルされ、フリースローに。
シモンズがダンクに行けばファウルされてもバスケットカウント確実って言いきれるほどの状況でしたけどねぇ…😔

このGAME7を延長で落としたシクサーズとそのファンは、シモンズを総攻撃!
チームメイトや監督が自分をかばってくれなかったことにメンタルをやられたシモンズはPTSD??を患ったようで…。
チームにトレードを要求。
トレードが中々まとまらないことに業を煮やし、メンヘラ全開で引き籠り。
シーズン前のトレーニングキャンプに参加せず、チームと大もめにもめました。

が、すったもんだの末、結局シーズンインしても1試合もプレイしませんでした…。
正直ね、シクサーズが取引相手に拘らず、さっさと放出していれば、シモンズもここまでダメにならなかった気はする…。
が、年明けまでこじれ、チームに不満を爆発させ、同様にトレード要求していたブルックリン・ネッツのジェームズ・ハーデンとトレードされました。

これで調子上向くかと思われましたが、試合に出ることに拒否反応が出ていたのか、ヘルニアを患ったと、トレード後も試合に出ず。
翌シーズンもヘルニアが~と試合に出ることはありませんでした。
プレイオフでチームが危機的状況におちいって、チームメイトのデュラントからも出場要請あったにも関わらず、出る出る詐欺を実行。
結果チームは敗退し、カイリー・アービングとケビン・デュラントは移籍しちゃいました。

その後弱体化したチームで細々とプレイし続けましたが、今年2025年2月のトレードデッドライン前にバイアウトされました…。
昔の面影まるでなし…😔

クリッパーズならフィットするかも✨

で、移籍候補とされているのが、かつてのトレード相手であるハーデンや、スぺ体質のカワイ・レナードが所属する、L.A.クリッパーズ。
個人的には良い移籍先だと思っています。

というのも、ハーデンがPGをしており、そのハーデンは結構オフェンシブな選手。
クリッパーズはディフェンスも良い選手が多く、しかもシュートが上手なオフェンス力の高い選手が多いです。
なので、チームが欲しがるのはオフェンス力が高い選手よりも、ハーデンのディフェンス力の低さをカバーできる選手です。
ハーデンも最近は昔ほどディフェンス手を抜いていないのですが…。

クリッパーズにはウイングポジションに、ハーデンやレナード、今期プチブレイクしたノーマン・パウエルがいますが、ちょいとインサイドが弱いチームです。
で、昨シーズンはPFポジションにレナードやポール・ジョージが入ることもしばしばでした。
で、ジョージが移籍したため、ちょっと手薄。
なところにディフェンス力が高いシモンズ君の加入はありがたい状況では?

シモンズ君にしても、ディフェンスで貢献できます。
またオフェンス力が高いプレイヤーが多く、さらにオフェンスパターンとしてはハーデンやレナードの1on1がメイン。
そこからのボールムーブから3Pを狙うのですが、そこはパウエルが担ってくれます。
っとなると、シモンズ君のオフェンスでの役割はスクリナーやボール回し、更にはオフェンスリバウンドを狙うという、シュートを撃つ必要がない状況になります。

しかもシモンズ君は身体能力が高い上、まだ若いため、早い展開も可能。
PFポジションに入ればかなりの戦力となると思うのですが…。
問題はメンタルでしょうね。
クリッパーズに加入すれば、レナードやハーデンが責任を背負う立場の為、シモンズへの期待はほぼない状態。
かなり気楽にプレイできるのではないかな?
クリッパーズで2~3年プレイすれば、メンタル的にも回復でき、昔の様ないいプレイができるのではと期待しています✨

まぁ、クリッパーズが獲得すれば!ですけどね😊

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