今回はガンプラのレビュー回です。
ご紹介するのはコチラ。

『HGAC XXXG-01W ウイングガンダム』です。
このキットは2013年に1.600円くらいで販売されています。
「オールガンダムプロジェクト」の一環として発売されましたので、W系ガンダムの他4機と違い、「ガンダムWフレーム」は使われていません。
主人公の「ヒイロ・ユイ」の搭乗機ですが、全く雑に扱われた不遇の機体。
その分ネタにもされますが、バスターライフルのカッコよさもあり、人気の高い機体となっています。
今回は塗装後のレビューです。
カラーレシピはいつものMr.COLORのMSホワイト、MSブルー、MSレッド、MSイエロー、MSグレー(ジオン系)にエナメル塗料で黒部分やスミ入れをしています。
ではキットを見ていきます。

2013年発売のキットですが、プロポーション的には昨今のキットと大差ないと思います。
「ガンダムW」系はテレビ版とエンドレスワルツ版とがありますが、テレビ版は武骨なイメージです。
そのイメージを大事にしつつ、キットとしてのカッコよさも両立されている感じ。


2022年発売の「シェンロンガンダム」とプロポーション的な破綻は見られません。
まぁ、元々バランスの取れたプロポーションのウイングに合わせた様なプロポーションにしたのでしょうけどね😊

関節に関しても肘、膝共に二重関節になっています。
この辺はガンダムWフレームと同様です。
またポリキャップレスではありません。
プラとKPSとポリキャップ使用ですね。

ただガンダムWフレームが使用されていないため、他のHGACと違いが散見されます。
肩関節はボールジョイント接続なのですが、ウイングのみ関節パーツが挟まります。
また手首は握り手のみです。
開き手や斜めの武器持ち手は付属しません。
さらにガンダムWフレームの特徴でもあった、腰のフレームが存在しません。

動きが少ない感じ。
まぁ、何時ものHGって感じですね。
で可動域ですが、こんな感じになっています。

膝立ちは十分にできるのですが、腰のWフレームがないので上半身が上がってきませんね。
ただポージングには不自由しない出来だと思っています。
特徴的な背部のウイングですが、きちんと稼働します。

色分けもイエロー、レッド、ホワイトと次第点のパーツ分割でしたが、赤パーツの白部分だけは塗装が必要でした。
ここまで色分けしたらもうRGレベルになっちゃいますからね。
で、ちょっと困った点。
シールドの接続はありません。
持ち手に持たせるのみです。

シールドは折れ曲がり、ビームサーベルの柄が出てくるギミック搭載です。
二の腕にはデザインの関係もあったのか、3mm穴は開いていません。
そのためちょっとシールドを持たすとへたってきます。
シールド裏はちゃんと塗装しとけばよかったかな…😔
で、あまり好きではない「バード形態」。
所謂寝そべり変形ですが、「ライフリ」や「イモジャ」よりかはまともな変形しています。

ってなわけで、『HGAC XXXG-01W ウイングガンダム』の塗装後レビューでした。

2013年のキットにしては良くできているキットではないでしょうか。
合わせ目も段落ち処理などで合わせ目消しも少なかったですが、消しにくい場所にあったものはもうそのままにしています。
また黒い部分が多く、エナメルでの塗装をしていますが、結構面倒くさい。
肩の丸パーツとかさ…。
あとはバルカン砲の塗装かな…。
なんでバルカン砲はイエローな機体が多いのでしょうね…😔
塗装しにくかったのはそのバルカン砲と、エナメルの黒と、バスターライフルでしょうか。
写真ではわかりにくいですが、二色で塗装しています。
それ以外はいいキットかな。
プロポーションは良く良く動きます。
元々のデザインもカッコいいので、店頭で見かけたら買いなキットだと思います。
まぁ、見かけませんけどね…😔
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