今回はガンプラのパチ組レビューを行っていきます。
紹介するのはコチラ、

『HGUC RX-93-2 Hi-νガンダム』です。
この機体はかなりの人気を誇っていますが、設定が定まっておらず、MG、MGのVer.Ka、RG、このHGUCとどれもデザインが違っていますし、カラーリングも微妙に違っています。
初出は小説版の「逆襲のシャア」である「機動戦戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」の挿絵というか機体紹介で描かれていました。
最初に見たときは「あれ?ニューガンダムと違うぞ???」と混乱したものです…。
その後ガレージキットやら「スーパーロボット大戦」やらで日の目を見て、「Hi-νガンダム」の名前が定着し、設定も「ニューガンダムの完成形」的な立ち位置となりましたね。
キット自体は2009年に発売されています。
「HGUC ニューガンダム」が2008年発売でした。
ただキット自体の出来は正直ニューガンダムの方が上です。
フィンファンネルが2基しか可動しないのがなぁ…😔
前置きが長くなりましたが、キットを見ていきます。

一応設定上の機体データを。
全長:20mとニューガンダムより約2m低くなっています。
設定ではより成熟されコンパクトになったから!らしい…。

フィンファンネルもあるので結構なパーツ数です。
ニューガンダムと違い、ロンドベルカラーではなく、さわやかなブルーになっています。
んで、関節パーツはABSが使用されています。
まぁ、中々に古いキットですからね…。
ではいつもの様に脚部から。

私の好きなYouTuberのサボリーマンさんが言ってましたが、ホントに「バンダイさん、逆襲のシャアの時は本気出す」です。
色分けはほぼパーツ分割によって再現されています。
というか武器以外はスミ入れするだけで十分なほどです。
足首はボールジョイント接続で、膝は二重関節。
股関節はボールジョイントですね。
それぞれポリキャップが使われています。
ただしスリッパパーツは1パーツの為、つま先が動いたりはしませんね。
脛のスラスター部分も可動なしです。
因みに合わせ目処理が必要な部分もないです。
パーティングラインの処理ぐらいかな?
そして腕部。

この機体の腕部は左右非対称です。
その分組んでて楽しいです。
右前腕にはビームガトリングとエネルギーパックが。
左手にはシールドが装備できるだけですが、本来予備のビームサーベルが格納されているようです。
腕部も脚部と同様、色分けはパーツ分割で再現。
本気度が凄いですよね…。
合わせ目も肩のスラスター部分に少し出るくらいかな??
脚部と同様、関節はポリキャップが使用されています。
手首はボールジョイント、肩部の接続は軸となっています。
左肩に下記のマーキングシールが付くのがいいです。
アムロマークはカッコいいですね✨

続いては腰部&胴部。

流石にV字は色分けされていませんでした…。
ここはシール補填か部分塗装が必要です。
またフロントアーマーの排気口?などは白一色の為、塗装が必要です。
ちなみに少しスカスカになりますが、フロントアーマーは左右で分割しています。
で、リアアーマーは可動なしで、腰回りのアーマーはモールドが彫り込まれてはいますが、裏打ちなどはないため、プラ板などで作ると見栄えが良くなりそう。
胴部に関してはちょっと短い印象です。
細かい色分けまでされているので無塗装派も満足ではないでしょうか。
塗装派も細かくパーツ分割がされているので、塗装も楽そうですね✨
腰との接続はボールジョイントです。
お腹を延長するか??
んで、腰のVパーツは取り外しが困難な為、つけていません。
さらに頭部。

ニューガンダムと同じく、ヘルメットがワンパーツです。
面倒な合わせ目処理をする必要がないためとてもありがたいです。
ただ、ゲート跡の処理と、パーティングラインの処理は必要ですが…。
そして珍しく、トサカとアンテナが一つのパーツになっています。
ちょいと破損が心配になりますね。
で、ほほのインテーク部分やカメラ部分以外は色分けできています。
あとバルカン砲は塗装が必要か…。
カメラ部分はホイルシールで補填できます。
んで、首の接続はボールジョイントですね。
首にもポリキャップは使われていません。
正直、お顔はニューガンダムの方が好きです。
EGのニューガンダムが一番カッコいいかも✨
そして武装類。

まずフィンファンネル部分。
2基は可動しますが、その他4基は無可動です。
ちょいと接続部の塗装が必要になりますね。
工夫が必要か??
で、ファンネルラックにはビームサーベルの基部が収納されています。
しかも開閉式。

その他の武装が以上ですね。
ビーズサーベルは上下からビーム発生します。
ビームサーベルはニューガンダムの方がカッコいい。
武器持ち手は二つ。
サーベル用と銃器用。
いつも思うのですが、MSが指でトリガーひく必要ってあるのかなぁ??
ライフル、バズーカ共に色が足りません。
しかもモナカ構造なので、合わせ目消しも必要です。
この辺はいくら「逆シャア」シリーズでもHGクオリティですね😊
シールドはきちんと裏打ちがあります。
が、ミサイルやビーム砲の内臓はありません…。
では本体を。
武器は持たせず、素体の状態で😊


正直プロポーションは微妙…😔
最近のHGCEやらと比べると、胴体の太さと短さが違和感あります…。
下腹を延長し、パテで裏打ちしてから細くなるようにカットすれば、ちょっとはカッコよくなるかな?
ちな背部のプロペラントタンクはモナカなので合わせ目がっつりです…。
HGは本体の合わせ目処理などは力入っていますが、武器やバックパックはあと一歩感がありますよね。


んで、Hi-νガンダムのカッコイイ部分がこの左右の腕部が非対称な所。
上の背面もカッコいいですけどね✨
右はビームマシンガンだった?
左は予備のビームサーベルが収納されています。
もちろんキットでは再現されていません。
全体的な色分けはパーツ分割で再現されていますが、スラスターなどの細かいところは塗装が必要です。
部分塗装とスミ入れ、マーキングシールでかなりの完成度になるかと✨
可動範囲はこんな感じ。


「えっさっさ」みたいなポーズになってしまった…。
フロントアーマーを分割していますが、太ももの上りはもう一歩。
そのため膝立ちはもうちょっとですね。
肩関節に関しては水平くらいまであがり、肘は90度くらいまで曲がります。
あまり可動範囲が広いとは言えないですね。
股関節もボールジョイント接続の為、開きはそこそこです。

そして標準装備(ライフル&シールド&フィンファンネル)状態。
ライフルの黒一色が目立ちますね…。
白にシルバーだったかな?
昔のMGの様に、ファンネルの角度を変えられれば良かったのですが…。
2枚が無可動ですからね…。
可動できるように改造できれば、よりカッコよくなりそうです。

んでバズーカ装備状態。
このキットではバズーカはどこにもマウントできません。
RGは後発の為、背部にマウント可能でしたね。
あれはカッコイイので再現したい。
まぁ、キットオリジナルですが。
もちろんこのキットではビームライフルも腰部にマウント不可です。
いろいろと不足している感があります。
もしリバイブされるようなことがあればこの辺も実装してほしいですね。
あれ?ニューガンダムってビームライフルを腰部にマウントしたっけ??
最後にEG RX-93ニューガンダムと。

ニューガンダムの中では一番最後に出ただけあって、EGは一番プロポーションが良いです。
そのEGと比較するのは可愛そうですが、さすがにダサさがありますね…。
そもそもHi-νガンダム自体がずんぐりむっくりだったりするので、仕方のないところか?
しかし設定では2mしか違わないはずが、かなりの身長差…。
やるなら胴体の延長と、脚部の延長かな?
もう少し頭身を伸ばせばカッコよくなるかもですね✨
ってな感じで『HGUC RX-93-2 Hi-νガンダム』のパチ組レビューでした。
ニューガンダム自体若い方にはそこまでなのか?作りすぎてるからなのか?結構在庫余ってますね…。
ニコイチにしてHi-νガンダムをカッコよくするのも一興でしょうか。
HGUCのニューガンダムはフィンファンネルが6枚とも可動しますからね。
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