今回もガンプラのパチ組レビューです。
レビューするのは『HGUC RX-160S バイアランカスタム』です。
偶然ドンキで見つけて、「HGUC ニューガンダム」を買うつもりだったのですが、こちらを衝動買いしてしまいました。
私は「ガンダム」系以外のガンプラはほぼ購入しないのですが、このキットは劇中の活躍が印象深く、買わずにはいられませんでした😊
が、このキット、可動範囲はあまりなく、合わせ目も盛りだくさんという、キットとしては微妙…。
だがプロポーションは抜群にカッコイイという、そんなキットとなっています。
RX-160S バイアランカスタム
RX-160S バイアランカスタムは「機動戦士ガンダムUC」に登場する、名もなきパイロットが搭乗、ほぼ数分しか登場しない、所謂「モブ」のMSです。
が、第1話に登場した「スターク・ジェガン」と同様に、印象に残るMSとなっています。
元々は「機動戦士Zガンダム」に登場した「RX-160 バイアラン」のカスタム機となります。
「バイアラン」はティターンズ製の試作機でした。
「Zガンダム」時は”汚名挽回”男である「ジェリド・メサ」が搭乗し、「フォウ・ムラサメ」を葬った、悪い意味で印象に残ったMSでした。
この「バイアラン」も今回の「バイアランカスタム」も、単体で飛行可能という、宇宙世紀ではまれなMSです。
その「バイアランカスタム」ですが、小説版の「ガンダムUC」では登場せず、アニメオリジナルのMSのようですね。
なお、『オーストラリアの地球連邦軍トリントン基地に保管され、廃棄される予定であったティターンズの試作型モビルスーツ(MS)「バイアラン」の残存機を技術評価試験用に改修した機体。型式番号RX-160S。
トリントン基地の整備スタッフディエス・ロビン軍曹が中心となって立ち上げた、既存技術による滞空性能を向上させる計画の下に改修され、熱核ジェットエンジンの性能向上やプロペラントタンク・スラスターの増設などによって推力が強化されている。
ただし、前述の通り「既存技術による滞空性能の向上」が目的である為、宇宙世紀0096年当時における最新技術は投入されていない。
改修に際して頭部センサーがモノアイからバイザータイプ複合ツインアイ式に変更されているが、このセンサーの仕様変更は連邦軍本部が本機の改修を承認する際に提示した必須条件であるとされている(現にアッシマーの後継機であるアンクシャも同様の仕様変更が行われており、ジオン・ティターンズを想起させるモノアイフェイスに連邦軍が難色を示している為に行われた措置である事が窺える)。(引用:ピクシブ百科事典)』とのことです。
パイロットは「機動戦士ガンダム0083」の主人公「コウ・ウラキ」ではないかって噂されました。
それほど印象深かった。
登場から無双状態でしたからね✨
『HGUC RX-160S バイアランカスタム』レビュー
ではキットを見ていきます。


内容物はこんな感じ。
結構パーツ数が多いです。
ポリキャップ使用で、関節はKPSかな?
因みにABSは不使用です。
塗装派には嬉しい作りとなています。
いつものように脚部から制作しています。

このキットは脚部と腕部のパーツ数が多い印象。
脚部は特に足首らへんが細かい感じです。
膝下からは合わせ目が目立たないパーツ構成ですが、太ももは何故かの挟み込みタイプ…。
しかも関節を挟み込む作りな為、合わせ目消し→塗装する場合はマスキング必須となります。
股関節は軸接続です。
あと膝関節は二重関節ですが、デザイン上?あまり曲がりません。
まぁ、劇中でもそんな可動してなかったからね…。
続いて腰部。
フロントアーマーはなく、サイドアーマーはポリキャップ接続です。

リアアーマーはほぼバーニアです。
飛行可能なMSですので大型のバーニアとなっています。
内部の赤は別パーツとなっていますが、中央の黒は色分けされていません。
ホイルシールで補填するか、塗装が必要です。
股関節の受けはKPS。
結構上半身、というか腕部とバックパックが大きいため、下手らないように工夫されているのでしょうね。
さらには胴体と頭部。
脇下のバーニア?スラスター?は内部の赤をホイルシールでの補填となります。
ちょっともったいないかな?
細かい部分を除けばそこそこパーツ分割での色分けができていると思います。

頭部のバイザーはクリアパーツで再現。
首のボールジョイントはKPSで、受け側もプラなので、私のは個体差もあるでしょうが、ちょっと緩かったです。
胴体横のスラスターも赤一色ですが、ホイルシールで周囲の色を補填。
胴体と腰部の接続はボールジョイント接続で、受け側はポリキャップです。
んで、肩は軸接続ですね。
受けはポリキャップ。
ここはKPSにしてほしかったかな…💦
続いてバックパック。
大型のプロペラントタンクがカッコいいです✨
んで大型スラスターもいい感じ。

ですがここはかなり合わせ目が目立ちます。
モナカ構造が多いですからね。
挟み込み構造が多いので、合わせ目消しが面倒くさそう…😔
カッコいいだけに残念です。
で、最後に腕部。
脚部よりもパーツ数が多いです。
更に挟み込み構造が多く、合わせ目も盛りだくさん。
更に合わせ目消しが面倒くさそうな構造。
塗装が大変そうです…。

肘は二重関節にはなっていません。
深く曲げて90度くらいでしょうか。
いつ見ても特徴的な腕部。
手首はロボットアームの様なデザインで、腕の途中からビームサーベル?メガ粒子砲の砲身?が出ています。
で、肩の下には大きいバーニアが付きます。
肩アーマーの内部構造も再現されていますね✨
そして肩部にこちらも大型のスラスターが接続。
腕部を中心に飛ぶのかな?
最後にホイルシールとマーキングシール。
私は塗装する予定なので、ホイルシールは使わないつもりです。

マーキングシールは使った方がメリハリついてかっこよくなりそう。
で、パチ組したのがこちらですね。
設定では全高20.6mとそこまで大きくはないのですが、横幅が凄いですね。

カラーリング的にもグレートネイビーブルーとシックな感じでかっこいい✨
しっかり塗装すればかなりのかっこよさとなるでしょうね…。
背面がこちら。
おしりの真ん中の黒がないとちょっと締まらないですね。

かかとのパーツに肉抜き穴が目立ちますが、このパーツのおかげで後ろに倒れることはなさそうです。
が、足首がポリキャップ接続な為、この大きさを支えるには頼りなく、緩い感じがぬぐえません…。
全体的にポリキャップレスキットとしても良かったかもしれませんね。
斜めから見てもこのキットはカッコイイです。


チラ見柄するフレームや肩の大型スラスターの赤パーツなどメリハリあっていい感じ。
しかし横幅が広いため、いつものように写真のニコイチができませんでした…。
飾るスペースもちょっと考えないといけませんね。


もうね、可動範囲とかどうでもいいと思いまして、腕部の動きをちょっとしか撮っていません。
肩はぐるりと一周できますし、上腕は一周ロールします。
ビームサーベルは柄がボールジョイント接続となっており、ぐりぐり動いてくれます。
ビームサーベルの刃は二本付いてくるので、二刀流も可能です。
最後に宇宙世紀初期のMSで18m級のRX-78-2(オリジン版)との比較画像です。
正面に立たれても全く隠れないですね。
寧ろ胴体だけでガンダムが隠れそうです。

全高的には4mくらいの差ですが、幅が全然違いますね。
まぁ、この横幅がバイアランの特徴なんですが。
ほぼ二機分入りそうですね。
ちなみに同じRX系です。
時代が違うとはいえ、間にティターンズが入った分、デザインが大きく違ったんでしょうか…。

横に並べてもこんな感じで遠近法が狂ってきそう。
っと、『HGUC RX-160S バイアランカスタム』を見てきました。
デザインは劇中再現度が高くかなりかっこいいです。
ガンダムタイプ以外はあまり好きではない私もこの機体はカッコよく、勝ってよかったと思います。
が、合わせ目が多く、塗装派には結構製作が大変そう…。
時間があるときにチマチマと作っていきましょう!!
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