今回は『HGAC ガンダムサンドロック』の塗装後レビューになります。
以前書いたもののリライト記事になりますのであしからず…😔
『HGAC ガンダムサンドロック』は2019年に定価1.650円で発売されました。
その後時間をかけて、塗装していき、遂に完成を迎えました✨

XXXG-01SR ガンダムサンドロック

『HGAC ガンダムサンドロック』は「新機動戦記ガンダムW」に登場する、主人公機体である5機のガンダムの内の1機で、「地球統一連合、そしてOZ(オズ)に反抗を企図したコロニー国家群のうち、L-4コロニーが建造した機体」です。
地上、主に砂漠での集団戦を考慮されており、指揮官機として開発されています。
武装も男らしく、2本のヒートショーテル(曲刀)とシールド、頭部バルカン、肩のミサイル2発のみです。
中・近距離用です。
Wの機体は奇襲を前提とした、”突っ込んでいって、ある程度暴れたら離脱”みたいな機体ばっかりですね。
カッコイイ😊
必殺技は、ヒートショーテル、シールド、ランドセルを組み合わせ、挟み込んだ相手を両断する”クロスクラッシャー”です。
劇中ではほとんど見かけませんでした…。
寧ろゲームでお世話になる技ですね。
劇中中盤で自爆し、地球に乗り捨てられますが、回収され、宇宙用に改修。
「ガンダムサンドロック改」となり、終戦まで戦い抜きます。
ガンダムWでは、デスサイズ、デスサイズ・ヘル、ウイングガンダム、ウイングガンダム・ゼロらが人気があり、サンドロックは人気が低かったのですが、今回HGにこぎつけました✨
旧キットではこのサンドロックとヘビーアームズは1/100でのキットはなく、また劇中でも大幅改修も受けないなど、不遇の機体でしたが、私的には割と好きな機体です。
ホント、キット化されて良かった😊
実は旧1/144を改造しようかとも考えていたんですよね…。
HGAC ガンダムサンドロック
さて、キットの方を見ていきましょう。
このキットから「ガンダムWフレーム」なる関節機構が採用されています。
とはいっても先に発売された「HGAC ウイングガンダム」と「HGAC ウイングガンダム・ゼロ」には採用されていませんが…。
REVIVEされたら採用されるのかな?

因みに私が購入したのは、発売直後だったため、プロダクトコード付きでした。
だからなんやねん!でしたが…。



プロポーション的にはかなりかっこいいと思います。
かっこいいってか、スマートな体形ですが、「Endless Waltz」版の様なスタイリッシュさではなく、TV版の武骨さを残したバランスの良い体系化と。
私はTV版の「ガンダムW」機体が好きなので、かなり気に入っています。
そして付属品がこちら。
ホイルシールも付いていましたが、カメラアイとメインカメラに使用したのみです。

「ガンダムW」系の機体は専用武器のみの携帯になるので、付属武器は各機体とも少ないです。
サンドロックはヒートショーテルが手持ち武装で、あとは固定武装のバルカンにミサイルとなります。
ヒートショーテルは過熱状態も再現可能✨
因みにクリアパーツで再現です。
何気に嬉しいのが、「ガンダムWフレーム」は武器が少ないためか、ハンドパーツが三種類付属します。
武器持ち手、開き手、武器持ち手(角度付き)ですね。
どうせなら握りこぶしも欲しかったですが…。
角度付きの武器持ち手はヘビーアームズ以外はポージングに役立ちます。
デスサイズもシェンロンも長い柄の武器を持っていますからね。
サンドロックも角度付きで構えるとカッコよさが増します✨


そしてサンドロックと言えばこれ。
「クロスクラッシャー」です。

バックパックにシールドとショーテルを組み合わせ、敵機を挟み込み両断します。
使われたのは数回でした…。
因みに改になるとこの武装はなくなります…。

クロスクラッシャーは腕部に装着可能で、劇中再現ばっちりです✨
バックパックを外すと背中がかなり寂しくなりますが…。
ガンダムWフレームは伊達じゃない!
W系とは全く関係ない名言をパクりましたが、ガンダムWフレームは可動範囲も素晴らしいです。

開脚はサイドアーマーが邪魔をして上画像くらいまでしか開きませんが、サイドアーマーなければ180°開きます。
腕部は肩アーマーが邪魔しますね…。
とはいっても十二分に確保されているのではないでしょうか。
そしてYouTubeのモデラ―さん達が好んでやる膝たちもばっちりです。

まさかここまで綺麗にできるとは予想外でした。
また付属の開き手のおかげで、かっこいいポージングができました😊
劇中でもこんなポーズしてなかったっけ?
その時は自然に囲まれてて、それを双眼鏡で眺めるカトル君だったと思う。
フロントアーマーは左右で分割しても問題ない作りをしていたので、分割しています。
これやると膝立ちも綺麗になりますね✨
さらにガンダムWフレームは前傾姿勢が取りやすい構造をしているので…、

「コロニー壊してごめんなさい…」の図。
オリジン版ガンダムの様に腰がぱっくり割れることなく、綺麗なお辞儀ができます。
腰アーマーに可動が入っているおかげですね。
ちなみに股関節も可動がありますが、私はあまり使わないです…。
デスサイズ~シェンロン並べて、「謝罪会見」できそうですね😊
最後に他の機体と並べてみました。
まずは「ガンダムW」世界ですべてのガンダムの元となった「ウイングガンダム・ゼロ」と。


大きさはほぼ同じですが、やはり「ガンダムWフレーム」を搭載し、後発されたサンドロックの方がバランスが良いように感じます。
とはいってもゼロもカッコいいです。
羽が生えたやつよりはTV版の方が私は好きです。
ってかOVA版(Endless Waltz版)はスタイリッシュすぎて、私はちょっと…。
武骨なTV版推しですね。
さらに「RX-78-2 ガンダム(The Origin版)」と。

RX-78-2 は宇宙世紀ガンダムですので、やはりどっしりしたプロポーションをしています。
サンドロックもTV版はどっしりした印象でしたが、宇宙世紀と比べるとやはりシュッとしてますね。
で、RX-78-2 が18mでサンドロックが16.5mの設定です。
ガンダムW系は皆小さめです。
とはいえ、宇宙世紀終盤の小型MSに比べると大きいですかね…。
塗装とか諸々…
このキットは合わせ目も少なく、パーツ分割による色分けもできているので、かなり作りやすいキットでした。
塗装もマスキング部分は少なく、シールドや、脚部のアーマー裏、ダクト部くらいです。
ただ、少ないながら合わせ目の一つに前腕があり、

ヘビーアームズを参考に出していますが、作りは同じ。
中に接続部がある挟み込み式の為、合わせ目消しには工夫が必要でした。
私は中のピンを全てカットし、前腕を左右接着し、合わせ目を消しました。
その後フレームを差し込みするようにしています。
フレーム自体をカットするのもいいかもしれませんね。
KPSなので接着も楽です✨
そして塗装ですが
ホワイトとレッド、イエローはMr.COLORのガンダムカラーのMSホワイト、レッド、イエローを使用しています。
黄土色はサフなしで、キットにそのままイエローを吹いたらいい感じに仕上がってくれました。
肩アーマーやフロントアーマーのブルーはMr.COLORのミディアムブルーをそのまま使用しています。
ちょっと濃い感じですが、まぁいいかなって。
で、黒部分はMr.COLORのネイビーブルーです。

難しいところは頭部バルカンの塗り分けと、胸部のセンサーグリーンでしょうか。
アップにすると雑なのがわかりますね…。
後は胸部排気ダクトと、バルカンのスミ入れが出来ていないところがダメ出し点ですね…。
塗装って奥が深いというか、手間かかるし、難しいです😔

ってことで『HGAC ガンダムサンドロック』の完成レビューでした。
パチ組では約1.5時間くらい。
塗装に関してはかなり時間がかかり、もう計測していません。
が、後ハメ加工する場所も少なく、マスキングによる塗り分けも少ないので、初心者向けのいいキット化と思います。
プロポーションも良いのでね✨
おススメキットですよ😊
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